誰かに聞いてほしい…そんな気持ちに熊本のオレンジサンライズがお応えします
人は見た目ではわからない。そう感じることはありませんか。元気そうに見える人であっても、誰にも言えないような悩みを抱えて苦しんでいたりするものなのです。そんな悩みも、少し話を聞いてもらえただけで気持ちが楽になったりした経験はないでしょうか。胸に秘めているだけでは解決しません。熊本で多くの方にカウンセリングを行ってきたオレンジサンライズは、まずは誰かに話すことが大事であると考えます。傾聴サービスを行っている熊本のオレンジサンライズは、そういった人たちのお悩みを解決すべく、日々お話を聞いています。こんなちょっとした相談でも大丈夫かと不安に思って尻込みしてしまう人もいるかもしれませんが、どういったご相談でもお気軽にお話しください。
始めようと思ったきっかけ ～プロローグ～
私がまだ20代前半だった頃、小学生を教えていた時がありました、その中に転校してきたばかりのえくぼのかわいい女の子がいました。活発な子ですぐに周りの子ともなかよくなりました。でも、その子が、ほんの些細なことで友達とけんかをしてしまい、内気な子になってしまいました。そして学校を休みがちになりました。気になったわたしは、勤務が終わって、時々その子の家を訪ねました。不登校がまだ、今ほど多くない時期でした。
その子をＡちゃんとしましょう。Ａちゃんは、家ではキャッ、キャッと笑いながら話していました。わたしは、ただただ、彼女の話すことを聞いていました。本当は、転校したくなかったこと、新しい学校で毎日、毎日不安だったことを初めて知りました。そのとき、人は見た目ではわからない。話すことって大切だし、それを聞いてあげることも大事なことだなあとしみじみ感じました。そうだ。聞いてあげることは、その人の力にもなれる・・世界が広がっていく・・そんな気がしました。
あるとき、わたしは、その子のお母さんから、「先生、モモみたい。」っていわれました。わたしは、「モモって何のことだろう。」ってその時は、わかりませんでした。その後、それが、ドイツの童話作家ミヒャエル・エンデが書いた「モモ」のことだと知りました。モモってどんな人だろう？って興味がわき、すぐにその本を読んでみました。ストーリーは斬新な気がしました。でも、私が関心をもったのは、その主人公モモでした。
モモは小さな女の子です。でも、大人でもモモに話をきいてもらった人は、元気になったり、いい考えがうかんだり、前向きになります。人にアドバイスするわけでもないのに、ただ話をきくだけで、人々にパワーを与えることのできる子なのです。わたしはそんなモモに強く惹かれました。そして、そんなモモみたいな人になりたいとずっと思い続けてきました。
わたしは、今、行政書士と社会保険労務士の仕事をしています。その中でも、様々な人の話を聞くことがあります。相談でアドバイスをすることもよくあります。人は、見た目ではわからないたくさんの思いを抱えて生きています。わたしにできることがあればいいなあ・・そんな思いで今回、原点に戻って聞くことだけのサービスを始めてみました。
あなたが話したいときに、話したいことをお聞きします。人は本来、希望を持って生きていくものだと思います。話すことでほんの少しでも明るい気持ちになってくれればと願います。
夜明けに朝日が昇る様子をじっくりと見たことがありますか？日の出を見ると、清々しく、また生きていることに胸が熱くなります。陽が昇る時のような暖かな色と光が、少しずつでもあなたの心に届けばいいな・・と思います。
どうぞ、安心して、お話ししてみませんか。
自分自身を見つめなおすために。
